「清水森ナンバ」とは |
清水森ナンバ(学術名・弘前在来とうがらし)は、今から約400年前、津軽藩初代藩主津軽為信公が京都から持ち帰り広めたと伝えられています。それ以降、弘前市周辺では唐辛子の栽培が盛んになり、昭和40年代までは一大産地でした。 しかしその後輸入唐辛子に押され、平成に入り生産者が1名となってしまい、品種の存続が危ぶまれましたが、産学官連携による「在来津軽清水森ナンバブランド確立研究会」の復興活動で現在生産量は徐々に増えています。 大ぶりで辛み成分含有量が少なく、独特の甘さと風味のある清水森ナンバは、ビタミンA.C.Eの含有量が唐辛子の品種の中でも特に多く、栄養・機能面から見て極めて価値のある作物です。 開店当初より唐辛子を多用していた弦やでは、この400年の歴史のある弘前の清水森ナンバを用いて、料理はもちろん、調味料の開発などを弦やスタイルで展開していこうと考えています。
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清水森ナンバ行商写真 |
清水森ナンバを守り続けた吉川さん |
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